機器を一切使用せずハンドテクニックのみで、脳のアンバランスの症状をやわらげるストレスケア・リラクゼーションマッサージです。日本各地のエステサロンの指導、専門学校のメディカルエステ科講師等を務める夜久ルミ子先生により監修されたプログラムです。

現代社会を生きる私達の脳は常に刺激にさらされ、脳(前頭葉)はストレスを感じ疲れています。脳自体は「疲れや痛み」を感じませんが、心や体の不調となって現れます。前頭葉をダイレクトにリラックスさせるマッサージにより疲れた脳を癒し、不調を整え、美肌へと導きます。

【皮脳同根】の基本理念

人間は体内で受精して8週目までには完全に3つの部分に分かれます(外胚葉・内胚葉・中胚葉)
そしてそれぞれの細胞は細胞分裂を繰り返し肉体を形成していきます。

外胚葉  皮膚 (表皮・毛・爪) 神経系 (・脊髄・末梢神経) 感覚器(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・平衡感覚)
内胚葉 消化器、呼吸器、尿路  中胚葉  骨格系、筋系、循環器系、泌尿生殖系

外胚葉の中に皮膚と脳がありますから元は同じものだと分かりますね。(嗅覚の脳に関する影響は後ほど)
ですから皮膚への刺激は脳へダイレクトに伝わります。心地よい刺激であれば脳はリラックスし、自律神経が整います。

【ハンドフェイシャルトリートメント】と【脳の感覚野】の関係

ペンフィールド脳神経外科医の脳地図

体の各部位の感覚を受け持つ範囲が大脳でどの位の割合を占めているか表した図です。
の感覚野が全体に占める割合がだいぶ広く約半分なのが分かります。
つまりハンドフェイシャルのトリートメントは、体全体に対しては小さな面積ですが知覚神経(体性感覚野)と運動神経のリラクゼーション関しては、を除いた体全体のトリートメントと同じ効果が得られるということになります。

お笑い芸人の岡村隆史さんが精神的に不安定になり芸能活動をお休みになられた時に、毎晩お母さまに手をつないでもらって眠りについた話をご存じの方もいらっしゃると思います。実際に効果があるのです。